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・の巻き: 「釈尊が大衆に告げて言われた、「私が過去世において、宝蔵仏の所にいた頃、大悲菩薩と呼ばれていた。私(大悲菩薩)が宝蔵仏の前で願を立てて言った。 「世尊よ、私が仏と成っても、衆生が私の教えに従い出家し袈裟を着るものが有ったならば、その袈裟を着た者達が、あるいは重き戒を犯し、あるいは邪見を犯し、三宝を軽んじて瑕つけ信じなくとも。 諸々の重い罪を犯した比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷がもしも一念中に敬いの心を起して袈裟を尊重し、敬いの心を起して仏、法、僧を尊重する時は、仏よ、このような衆生の一人も、三乗において受記(未来世において仏と成るであろうとの予言)を得ずして退転したとすれば、十方世界の無量無辺阿僧祇等の諸仏を欺くことになります。その様な時には、私は仏となることは致しません。 釈尊よ、私が成仏した後、諸天、龍、鬼神、人、人にあらざるものがもしもこの袈裟を着けたものを供養し、尊重し、賛嘆したとします。 その人が袈裟の端切れでも見ることを得たとすれば、三乗において不退転(未来世において何億回も輪廻転生を繰り返すだろうが、最後は必ず仏になると言う軌道にのること)になることができるでしょう。 もしも衆生が餓え乾きに迫られ、もしも鬼神が貧窮したら、または下賎な者とか、餓鬼の衆生でさえ、もしも袈裟の一部でも四寸でも得たならば、飲食に事欠かなくなる。 その願いに従ってすばやくあらゆる願いを成就することを得る。 もしも衆生が喧嘩し、恨みを抱き、闘争が絶えず、あるいは諸天龍鬼神、乾闥婆、阿修羅、迦樓羅(かるら;大いなる金色の翼を持つ鳥)、緊那羅(天界の楽人)、摩デ羅伽(人身蛇首の地龍)、狗辨荼(人の精気を食らう鬼)、毘舍遮(人の血肉・精気を食らう鬼)、人であっても、人でなくても、共に争いあう時、この袈裟を念じれば、袈裟の力によって直ちに慈悲の心、柔軟の心、無怨賊の心、寂滅の心、煩悩を制する善心を生じて清浄に帰ることができる。 もし人が戦争に巻き込まれ、裁判沙汰になったとしても、この袈裟の一部を持って彼らの中に入っていったなら、自分を守るために供養し、恭敬し、尊重したならば、彼らは袈裟の一部を持つものを侵害したり、触れたり、愚弄することがないであろう。 常に相手に勝つことができ、難を逃れることができる。 世尊よ、もし私の袈裟がこれら五つのことを成就することができないならば、それはすなわち十方世界の無数に存在する諸仏を欺くことである。 ですから私は未来において悟りを啓き、仏としての行いをすることがないでしょう。尊い教えも失ってしまい、外道を倒すことも決してできないでしょう」。 善男子よ、その時に宝蔵如来は金色の右手を差し出し、私(大悲菩薩)の頭をなでて、ほめて曰く、「よきかな、よきかな、優れた者よ。汝の言うところは大珍宝である。これは大いに賢い善である。 汝が悟りを成就したならば、この袈裟はいつも聖なる功徳を成就して衆生にとって大いなる利益となるであろう」。 善男子よ、その時に大悲菩薩は宝蔵如来の賛嘆する言葉を聞いて、心に歓喜が湧き起こり、躍り上がって喜ぶこと無量なり。宝蔵如来が金色の右手を差し出した様子は、指はスラリとしていた。 その手が柔らかいことは天衣のようであった、わたしの頭をなでたところ、宝蔵如来の身体は変化して二十歳の童子のようになった。 善男子よ、そこに集まった諸天、龍神、乾闥婆、人も人にあらざるものも叉手し恭敬を表明した。私、大悲菩薩に向けて様々な花を供養し、また音楽と舞踏で供養した、また様々な方法で賛嘆し、その後、静寂がおとづれた」。 釈尊の在世より今日に至るまで、菩薩、声聞の経典と律蔵のなかから袈裟の功徳を選ぶとかならずこの五聖功徳に則っている[以上、『悲華経』のそのままを道元は紹介している]。 まことに袈裟は三世諸仏の仏衣である。その功徳ははかり知れないものであるが、釈尊の教えに則って袈裟を得たならば、その他の教えに則って袈裟を得ることよりも優れている。 それはなぜかといえば、釈尊が修行しておられ大悲菩薩として宝蔵仏の前で五百の大願を立てられたとき、袈裟の功徳を重要視してこのような誓願を立てられました。 その功徳は計り知れず不可思議である。であれば、釈尊の皮肉骨髓を今に正伝するのは袈裟である。正法眼蔵を正伝する祖師はかならず袈裟を正伝しているのである。 この衣を伝えられ保持する衆生は二三の転生のうちに悟ることができるのである。たとえ戯笑いの為、なんらかの自分の利益のために袈裟を身につけたとしても必ず得道の因縁になるのである」。 『悲華経』とは: 浄土教の傍経と現在はされている。親鸞は、このお経を『教行信証』に2回引用 している。それは、他力本願の基本的考え方がより鋭く出ている部分があるからと考えられている。 |
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転生はいつまで続くのかな!?(答えはあなたの心次第)
親愛なる読者の皆様、今回は私の好きな転生のお話です。 ...続きを見る |
明るいネット生活を始めましょー 2008/03/14 00:05 |
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